2014年10月27日月曜日

2014年10月27日(月曜) 今週はFOMC議事録の結果で、ドル円の方向性がきまる

2014年10月27日(月曜) 今週はFOMCの結果で、ドル円の方向性がきまる


英国やユーロ圏では、サマータイムが終了し冬時間に戻ります。

危惧された週末の地政学的リスクや、エボラ出血熱の米国の広がりもなく、カナダ・米国・欧州での新たなテル攻撃の報道もなく、安心しています。

これらの週末リスクで円売りが抑制されていた可能性もあり、やや円売りの動きも予想されるものの、108.50円を超え、安定的にそれが続くことがなければ、円売り復活や大幅なドル円の上昇も期待できません。結局は、29日のFOMCの結果待ちとなりそうです。

一方、ECBのストレステストの結果が発表されていますが、正直、この結果でEUR相場がどう動くのか、今日の欧州市場の銀行の株価や、債券相場の動向を見なければ、よくわかりません。

もちろん、アジア市場から何らかの動きが出ることが予想されますが、先週金曜日にブルームバーグ社が声明の草稿文を報道した内容と同じで、サプライズもなく、織り込み済みの可能性もあります。

逆に、不合格の25行のうち、12行がすでに150億ユーロの増資をしているとのことや、欧州銀行監督機構(EBA)のテストとの間で、スペインの銀行1行の判断に相違があり、どうなんでしょうね?

ドル円のチャートを見ても、長期的な上昇トレンドに変わりなく、短期的にも105円台をボトムに再上昇しているものの、日本の景気鈍化懸念がどこまで強まるのか? 消費者物価指数がどこまで強まるのか? コアがどこまで弱いのか? もちろんFOMCの結果を含め不安材料が多く、積極的に買うことができるのか? 疑問だらけです。

それで、今週はトレンドにこだわることはなく、FOMCの結果で、107.80~109.15円の相場になるのか、それとも、107.30~108.50円の相場になるのか、待の一手。それまでは、4時間×200SMA=108.14円から大幅に離れることも難しそうです。




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