2014年10月24日金曜日

2014年10月24日(金曜) アジア・欧州・米国市場序盤

2014年10月24日(金曜) アジア・欧州・米国市場序盤

週末の金曜日で、週末リスクを気にしながら、ポジション調整が入りやすい日となっている。

NY市で確認された、エボラ出血熱の陽性患者の感染拡大の広がりの有無は、米株や為替に反応しやすい。また、テロ攻撃の可能性が残り、週末リスクを考えれば積極的に円を売りにくい状況となっていることも確かである。

米現物株は小幅上昇でスタート、債券利回りは小幅上昇。今日は、欧米市場では、主要な経済指標は発言も少なく、23:00時に発表の米新築住宅販売件数もほぼ予想通りの結果に次の一手が読みにくくなっている。

USDJPYは、大幅上昇からスタートした日本株も、NYでエボラ出血熱ウイルスで陽性の感染者が確認され、多少息切れへ。欧州市場の株価は弱含みで推移するも、107.80~108.30円のレンジで動かず。

GBPUSDは、英第3四半期GDP・速報値が前年比3.1%と、予想の3.0%は上回るが、前回3.2%から低下。市場では弱い数字の事前予想もあり、発表を受けてポンド買いが強まる。

EURUSDは、1.2650中心の狭いレンジから、ストレステストの事前で25行が不合格との見通しとの報道に、やや安心感が広まったのか、1.2690台まで上昇するも、全体としては小動き。

AUDUSDは、NZDUSDの下落の影響を若干受けるも、0.8720をボトムに下げ止まり、欧州・べ米国市場の序盤では0.88台を超え0.8820台へ上昇。

NZDUSDは、早朝に発表されたNZの貿易赤字が過去最大となったが、NZドルの売りは一時的で値を戻し、欧州市場や米国市場の序盤では上昇するも、前日の弱いCPIで下げ始めた水準まではまたまだ届かず。

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