2014年10月22日(水曜) 昨日21日 海外市場の動き
米株は上昇、米金利は動かず、為替相場は小幅ドル高へ。
ショイブレ独財務相もユーロ安を支持? ECBは資産購入プログラムを着々と実施、流通市場で社債購入の実施可能性に、EUR売りの流れ止まらず。
自民党は閣僚2名辞任の混乱が修復できるのか? 内閣府の月例経済報告は基調判断を2カ月連続で引き下げ、日本の景気鈍化で追加消費増税の行方に暗雲。暫くは一方向への動きは鈍いが、中長期の円安思考は変わらず。
⇒ 東京市場で日経平均株価は-300円超と2%近く下落。
⇒ 内閣府の月例経済報告では、基調判断を2カ月連続で引き下げる。
⇒ 豪中銀議事録(10月7日分)は金利の安定期間を設けるのが最も賢明な道、豪ドルは商品価格の下落を考えれば歴史的に高水準。予想通りの内容に豪ドルの変動は見られず。
⇒ 中国GDPは予想を上回る前年比7.3%に、一時豪ドル買いが強まる。
⇒ 中国の不動産販売は前年同期比-8.9%と鈍化が続く。
⇒ ECBは流通市場で社債の買い入れを検討との報道に、ユーロ売りが加速、ドル買いの流れへ。FT紙は12月のECB理事会では議題にならないと否定。
⇒ 米中古住宅販売件数は、予想を上回る前月比2.4%増で、EURUSDは続落するも、ドル円は動かず。
⇒ ショイブレ独財務相は、「ユーロ安は景気を下支えし、輸出企業を支える」とユーロ安を容認。
⇒ ECBは、資産購入プログラム実施2日目で、イタリアのカバード債を購入
USDJPYは、アジア市場では日本株の大幅下落に106.20円台まで下落、欧州市場は欧州株が上昇へ、米金利も上昇すると、106.60円台まで上昇、ユーロ売りの影響に106.90円台まで続伸、朝の水準まで値を戻す。米国市場では動きは鈍く、106.60~106.80円円のレンジから、終盤には106.90円を上回る。
EURUSDは、1.2800で売り買いの攻防から欧州勢の買いに1.2830台まで上昇。ECBはカバードボンド以外の社債購入を検討との報道に、EURUSDは1.2810→1.2750まで下落、ドル買いの流れをリード。FT紙の否定報道に値を戻すも1.2780の上値が重くなる。米国市場は動きは鈍く、1.2750を高値に1.2720割れをなんとか維持し、1.2720~40のレンジから底値を割り込む。
GBPUSDは、1.6150~1.6190のレンジから、EURGBPの売りに底値も固いが、ドル買いの流れに、前日NY市場の急騰開始の水準1.6140まで値を下げる。米国市場では続落。1.6180を超えられず1.6110近く続落。
AUDUSDは、0.88の上値は重く中国の経済指標発表前に0.8760まで下落、予想を上回る中国GDPに0.8810台まで上昇。EUR売りがリードするドル買いにも影響されず、大枠0.8790~0.8330のレンジで推移。米国市場は0.8330を高値に0.8770台まで小幅下落。
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