2014年10月22日水曜日

2014年10月22日(水曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き

20141022日(水曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き

大相場に目が慣れてしまっていたのか、経済指標に相場は動くも、緩慢。一方向へ動くことを狙うポジションも取りにくい。

アジア市場では日経平均株価は大幅上昇するも、株と円の連動性は薄れドル円の買いは鈍く、渡辺国際協力銀行総裁の中心レンジは
104105円で、急激な円安は介入で対処との発言も若干気になる。

欧州市場では株価は小幅上昇、為替市場は全体的に値動きは鈍くなっているが、
BOE金融政策委員会の議事録で、英景気拡大が弱まり、早期利上げ観測の後退が意識され、ポンドの売りが目立っていた。

米国市場の序盤では、予想を上回る米消費者物価に、ドルは全面高へと変化し、米株先物と米債券利回りは上昇。同時刻のカナダ小売売上高は逆に弱く、カナダドルはダブルパンチで、
USDCADは急上昇(カナダドル売り)し、他の通貨でも全面安へ。
⇒ アジア市場では、日経平均株価は+391.49円+2.64%と大幅上昇、欧州株は小幅下落。
⇒ 日本の通関ベース貿易収支は、季調前-9583億円と赤字額が予想を上回る。
⇒ 豪第3四半期の消費者物価指数は、オールグループ前月比は0.5%と予想を上回るが、RBAトリ⇒ ム平均値は予想を下回る。
⇒ 渡辺国際協力銀行総裁は、ドル円のレンジ中心は104105円。急激な円安は介入で対処、警戒ゾーンは112113円?
⇒ クーンECB理事は、ECBの社債購入の具体案はないと発言、EURUSDは一時1.2740まで上昇するも、売り圧力が強い。弱い欧州株と26日の弱気なストレステストを前にユーロ買いも鈍い
⇒ 注目のECB26日)ストレステストで、6カ国11銀行がテスト失格との思惑が広まる。
⇒ BOE金融政策議事録前になぜかポンドは下落、議事録では早期の利上観測が後退し、英経済の成長減速の兆候が示され、ポンド売りが強まる。
⇒ 米消費者物価指数は予想を上回り、ドル買いが強まる。 前月比予0.1%(想0.0% 前回-0.2%)、前年比1.7%(予想1.6% 前回1.7%)で、
⇒ カナダ小売売上高は予想外に弱く、同時刻発表米消費者物価が強く、相乗効果にUSDCADは急伸。前月比-0.3%(予想0.0% 前回-0.1%)、除自動車・前月比-0.3%(予想0.2% 前回-0.5←-0.6%)
 
 
USDJPYは、日経平均株価が391円近くまで上昇したが、アジア・欧州市場では106.80107.10円のレンジを抜け出せず。流れを変えたのは強い米消費者物価で、107.30円台まで急伸。

EURUSDは、アジアはもちろん、欧州市場でも弱含みの欧州株や量的緩和の可能性に1.2740の上値は重く、逆に買いも確り入り1.268040円のレンジを抜け出せず。流れを変えたのは強い米消費者物価で、1.2660割れまで下落。

GBPUSDは、1.6130を高値に、BOE金融政策議事録を意識したのかポンド売りが強まる。議事録では議事録では早期の利上観測が後退し、1.6010まで下落するも1.6000を維持。

AUDUSDは、豪消費者物価指数のRBAトリム平均値が予想を下回り、0.8780台→0.8740台まで下落するも直ぐに値を戻し、欧州市場では0.8800を試す動きが続き、0.87700.8800のレンジで推移、米国市場に入っても、強い米消費者物価指数への反応も鈍く動けず。

0 件のコメント:

コメントを投稿