2014年10月19日(日曜) 最新のCFTCの通貨先物取引(10月14日付け)から
円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドルの計7通貨合計では、ドル換算でドル買いポジションは、前週に40億ドル台に膨らんでいたが、14日には43億ドルへとさらに拡大。
先週は、ユーロ圏経済への懸念が強まり、FRBの利上げ開始時期の先送り感が強まり、ドル高へのけん制発言が強まる中で、金融市場は大きな変化を迎えていた。
12日(月曜)からは米株は下落、13日(火曜)からは、米金利は大幅下落、VIX指数は大幅に上昇、原油価格は大幅下落14日。(火曜)にはドルインデックスは86近くから84.5近くまで一時下落、ドル売りへと変化。
ただし、週後半からは、弱含みの米経済指標も、強い米信頼感指数や鉱工業生産に流れは変化、マイナス要因は弱まり、逆に値を戻し、ドル売りから買いへと変化し、その流れを続けることはできずにいた。
10月14日の集計時点では、
円・ショートポジションは、-112,551(コントラクト)→-101,147へと減少し、ドル売りへと変化し、スポット市場ではUSDJPYは106円台まで下落。
ユーロ・ショートポジションは、-146,212→-155,342へと増加していたが、スポット市場では1.26台まで値を下げていたが、後には底堅く推移していた。
ポンド・ショートポジションは、-1,075→-2,837へと微増。スポット市場では、14日の1.59割れをボトムに、ポンド買いが強まり、17日は一時1.61台まで上昇していたことを考えれば、ポンドはロングへと変化している可能性が高い。
カナダドル・ショートポジションは、-7,452→-16,167へと拡大。スポット市場では、14日の1.12割れをボトムに下げ止まり、レンジ相場の動きが続いていた。
豪ドル・ショートポジションは、-26,486→-30,271へと拡大。スポット市場では、14日の0.86台をボトムに下げ止まり、0.86台から0.88台のレンジ相場が続いていいた。
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