2014年10月16日(木曜) 昨日15日の海外為替市場の動き
為替相場の変動率は大幅に上昇、主要通貨の上下値動きは荒くなる。
米株は大幅下落、ダウ工業平均は一時-460ドル近くまで下落から、-170ドルまで値を戻す。債券利回りは大幅に低下。
米短期金利先物市場は、弱い米経済指標を受け、FRBは2016年初めまで利上げを見送ることを織り込み始める。
米財政赤字は改善し、イエレンFRB議長は非公式会合で米経済に自信を表明。
≪弱気な材料が多い≫
米小売売上高は弱く、NY連銀製造業景気指数も弱く、米生産者物価指数も予想を下回り、企業在庫は低下。
香港民主派デモ隊と警察の衝突が激化
エボラ熱が米国へも波及、感染者2名に米国内の感染感染拡大を危惧。
米債券市場の市場期待インフレ率指標(BEI)は、約3年ぶりの低水準へ下落し、世界経済の減速が米物価の上昇率を抑制。
≪一部には強気な材料も≫
米月次財政収支は黒字額が予想を上回り、2014年会計年度の米財政赤字額は前年度の1/3へ縮小。
米地区連銀経済報告は、米経済は大半の地域で「控えめから緩やかに(modest to moderate)」成長。
匿名関係者から、イエレンFRB議長は週末のワシントンでの非公式会合で、海外のリスクに対しても、米経済は今後3%程度の成長を達成し、失業率はさらに低下、インフレ率もFRBの目標2%水準にいずれ戻すと自信を表明。
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