日米が休日の月曜日。為替市場は大幅な変動は見られなかったが、欧州株は下落してスタートしたが徐々に上昇へと変化。米現物株は弱含みで推移。
ある記事で、「週末、ワシントンで中銀当局者は、利上げや引き締めを急ぎはしないから安心しろというメッセージが発せられたが、それが十分かどうかが問題」とあった。
週末のワシントンでの国際会議で聞こえてくるのは、世界経済の状況を危惧する声と、自国通貨安を擁護する声。そして、FRB理事や連銀総裁からはドル高に対しての賛否両論。
結局のところ、日本・ユーロ圏と米国との間にはファンダメンタルズに大きな違いがあるとの声が的を得ているように思えてならない。
ドイツの景気鈍化懸念が指摘され、ユーログループ議長は、米国と欧州は景気回復の度合いが異なり、ファンダメンタルズに違いがある以上、EURUSD安について議論をする意味はないと開き直る。
ドラギECB総裁がユーロ安を誘導していないよと言い、金融政策は為替を目標としないことをコミット。黒田日銀総裁は、円安を容認しているのか、経済状況を反映した円安はプラスと言う。
ルー米財務長官は、通貨安の戦争回避と、世界の需要押し上げを要請。フィッシャーFRB副議長は、世界経済が大幅に減速すれば利上げ開始時期が遅れる可能性を指摘。
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