2014年9月24日(水曜)為替相場 午後9時25分
米ドルは来年利上げの可能性に底堅く推移し、昨日からはそれにインバージョン規制によるドル買い材料や、米軍によるシリア北部の空爆など地政学的リスクで新たな要因が加わり、ドル買い材料となった。
期末要因による突然の相場変動の可能性が加わり為替相場を複雑にさせる可能性はあるが、ドル買い材料には事欠かない。
独IFO景況感指数は弱く、IFOエコノミストは独第3四半期の成長停滞を予測、スペイン中銀はスペイン景気回復の可能性が弱まったことを認め、ユーロ売り材料にも事欠かない。
USDJPY相場は、円買いの材料を探す中で選択されたのか、安倍首相発言の「円安傾向が地方経済や中小企業に与える影響を注視」がにわかにクローズアップされ、今日一時円買いへと動いたが、短時間の変化にとどまった。
USDJPYは、昨日の安値108.25円をボトムに、直近では108.50~109.00円のレンジに収まり、上下で売り・買い意欲が強いことが確認できた。円売りの起爆剤となっている、クロスでの円売りは弱く、先日のようなスピード違反の円安も考えにくいが、円安相場の流れに変化はない。
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