米経済指標は軒並み強く、ドルはポンドと円を除き上昇へ。
AUDUSD+NZDUSD+EURUSDは下落、USDCAD+USDCHFは上昇し、ドル高が続く。
豪ドルは、中国経済指標は強く+貿易赤字の縮小+豪中銀理事会はインフレの加速を示唆し、アジア・欧州市場の前半はは上昇したが、欧州市場の後半、米国市場に入り続落、一時0.9300を割り込む。
ポンドは、強いサービス業PMI+EURGBPの売りに上昇、ドル買いの動きに底堅く推移、1.6850~85のレンジで取引が続く。
円は、強い米経済指標に102.90円台まで上昇したが、米株と米金利が小幅下落、ウクライナのリスク回避の動きと、103円台を超えられなかったことへの反動に、終わって見れば102.45~95円の元のレンジを超えられず。
アジア市場
◎日本株は下落するも、USDJPY102.50円以下は底堅い。
◎豪貿易赤字は縮小し、豪ドル買いが一時強まる。
◎中国HSBCサービス業PMIは、前回を下回り2005年11月の調査開始以来の低水準に、AUD売りが強まる。
◎豪中銀は政策金利2.5%の据え置きを決定、インフレの加速を示唆し、豪ドル買いが強まる。
欧州市場
◎欧州株は小幅上昇。
◎ユーロ圏総合PMIは、速報値から下方修正。
◎英サービス業PMIは、予想外に強くポンド買いが強まり、EURGBPの下落に、EURUSDは売りへと変化。
◎ユーロ圏小売売上高は、前年比は予想外に強く7年ぶりの伸び率となり、一時ユーロ売りは弱まるが、その後も続落へ。
米国市場
◎米株は下落、米金利も小幅下落。
◎米サービス業PMIは、予想を上回る。
◎米ISM非製造業景気指数は、予想と前回を上回る。
◎米製造業受注指数は、予想を前回を上回る。
今日の戦略
ドル高の流れを止めることができるのか?
ドル買いをリードしているEURUSDの下落、明日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見待ち。
AUDUSDは、0.93台を維持できるか? 失敗すると0.92~0.9350のレンジへ。
EURUSDは、続落傾向が止まず。ユーロ安の大相場入りの可能性が高まる。
EURGBPは、ショートポジションが溜まり始め警戒が必要だが、引き続き中期的な、選択肢の一つ。
USDJPYは、またしても103円台トライ失敗。終値ベースで102.40円台以下になると弱くムードが強まるが、102.00~103.00のレンジ相場は変わらず。
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