8月2日(土曜) 昨日、8月1日(金曜)の海外市場の動き
弱い米雇用統計で、早期利上げ観測が後退し米金利は低下。前日の強い米GDPからから加速したドル買いの流れは変化。
米GDPから米雇用統計後の変化は、通貨間で異なる。EURGBPは急伸、GBPUSDは続落傾向は変わらず、EURUSDはスタート地点超え大きく値を戻す。NZDUSDはスタート地点を上回り、USDJPY+AUDUSDは回復できず。
米雇用統計
1. 米失業率は小幅上昇(6.1%→6.2%)
2. 非農業部門雇用者数は予想外に弱、6月と7月分が上方修正され、雇用の伸び傾向は続く(前月比20.9万人(予想23.0万人 6月29.8←288万人、5月22.9←22.4万人)
3. 労働参加率は改善(62.8%→62.9%)
4. 時間当たりの賃金の伸び率が横ばいで変わらず(0.2%→0.0%)
強弱混在の米経済指標
1. 米個人所得は横ばいで変わらず、米個人消費支出は予想通りながら、前月からは上昇。
2. 米製造業PMIは、予想を下回る
3. 米ミシガン大学消費者信頼感は、予想を下回る
4. 米ISM製造業景況指数は、予想を上回る。
5. 米建設支出は、予想外のマイナスへ。
ユーロ圏の懸念材料
1. 国債スワップデリバティブズ協会(ISDA)は、アルゼンチンを事実上のデフォルトと宣言。
2. ポルトガルのバンコ・エスプリト・サント銀行の救済観測が広まり、欧州株は続落。
3. ユーロ圏製造業PMIは伸び悩む。
ポンドは続落
1. 予想外に弱い英製造業PMI55.4 予想57.2)に、GBPは全面安、ポンド売りが続く
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