2014年8月1日金曜日

7月31日(木曜)の為替相場の動き

7月31日(木曜)の為替相場の動き


7月31日の為替市場は、8月1日の米雇用統計への期待感を引きづりながらも、弱いシカゴPMIに、ドル買い気勢が削がれる。

先の米第2四半期GDPは予想外に強く、米雇用統計も改善が予想され、米早期利上げ観測が強まる中、ドル買いの流れが続いた。

しかし、
31日の米シカゴ購買部協会景気指数は予想外に悪化、欧米の株価は大幅下落、米金利も低下し、ドル買いの流れは弱まるが、上昇傾向は維持。

改善しないユーロ圏の消費者物価指数にデフレ懸念は払しょくできず、ウクライナ情勢の深刻化懸念にユーロ買い戻しも限定的で、
1.34台を回復できず。ただし、売りも限定的。

USDJPYは、円安傾向が強まるが、欧米の株安+実需の売りに103円を超えられず。


アジア市場
◎豪輸出入物価指数は予想外に弱く、豪住宅建設許可件数も予想外に弱く、豪ドル売りの流れが続く。
USDJPYは久々の円安ゾーンに入り、実需の売りに102.90円台を達成できず。
EURUSD1.3400台を高値に、その水準を超えられず。
欧州市場
◎独雇用統計は、失業者数は減少。
◎ユーロ圏の失業率はやや低下、消費者物価指数は、予想を下回り
200910月以来の低い伸び率。
米国市場
◎米新規失業保険申請件数は、予想より若干悪かったが、
4週移動平均は20064月以来の低水準にドル買いが続く。
◎米雇用コスト指数は、
5年半ぶりの伸び率に、雇用統計の改善期待が膨らむ。
◎カナダ
GDPは、ほぼ予想通りで動きは鈍い。
◎シカゴ購買部協会景気指数は、予想外に悪化、
20136月以来の低水準にドル売りが強まるが限定的。

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