USDJPYは、クロスの円高に、さすがのUSDJPYも上値が重い。
直近の円相場を見ると、クロス主導の円高から、USDJPYの上値が重くなっているようにも見える。
ただ実際の相場は、過去110.00~105.50円のレンジをピークに、110.00~104.00円、そして、現状は110~103円のレンジで、上値は切り下がりながらも、110.00円を超えるような円高局面なのかと言えば、「NO.」で、じゃ、104円台を超え、105.50円をこるのかと言えば、「NO.」と、言わざるを得ない。
最近の消費物価の上昇や、高いGDP成長率で、今秋の追加緩和のシナリオが揺らぎ始めているとの記事が多い。さらに、早めにGPIFの巨額な資金を国債から株式へシフトさせ、日本株高に安倍政権は頑張っていると言いたいようである。
だれが見ても分かりやすい株高要因を実行すれば、海外の禿鷹が牙をむき食いついてくることは間違いなく、一時的なの恒常的かは別として、日本株高へと動くことは想像できる。
では、債券売り+株買いで、債券価格はどうなるのであろうか? 日銀に引き受けさせて帳尻を合わせようというのであろうか?
いずれにしても、0.5%台~0.6%台の日本10年国債利回りは、下がることは考えにくく、高い可能性は上げで、何処まであがるのだろうか? 悪い日本の金利上昇は、金利差相場で円高になると考えている市場参加者は極めて少ないと思っている。
そのような事態に陥れば、生易しいい理屈ではなく、言い尽くされてはいるが、資金ファンディングのコスト高に伴う、極端な円売りになる恐れを意識せざるを得ない。
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