EURUSD1.3500の攻防はどちらに軍配があがるのか?
EURUSDは再び、ECB理事会で追加緩和パッケージを発表した直後の安値1.3503に迫る水準まで値を下げている。
ダブルボトムやトリプルボトムとして下げ止まる反発するのか? この1.3500近辺を巡る攻防は見ものである。米国はもちろんのことだが、欧州株は強くスペインの債券利回りは大幅に低下し、南欧諸国を含め、ユーロへの資金流入が弱まっていることも確認できない。
ECB理事らの発言では、資金流入は既にピークアウトしていると言う。また、クーレECB専務理事は、先日にECB理事会の決定は「ユーロ圏と米英の金融状況は長期にわたってかい離する」と言いたかったとのこと。
ノワイエ仏中銀総裁は「最近の大規模な資本流入が長期金利を低下させ、ユーロを上昇させている」といい、「ユーロ圏は、名目上の金利は米国よりも緩和的な状況にあるが、実質では米国よりも引き締まったスタンス」とのこと。
金利差相場でユーロ売りなのか? 実質金利をにらみ継続的な資金移動によるユーロ買いなのか? 極端な言い方ながら、それらに投機筋がどのように提灯を付けて相場を動かそうとするのかが、見ものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿