6月9日(月曜) アジア市場は緩やかなドル売りで、通貨間で動きは異なる動き。欧州市場の序盤は、ドル売りでスタートするも続かず、EURは弱い。
アジア市場は緩やかなドル売りで、通貨間で動きは異なる。週末発表された中国の貿易収支は輸入が落ち込みながらも、日本GDP第2次速報値は予想を上回り、USDJPYは早朝の102.60台を高値に102.45円まで続落、USDCADも早朝の1.0940を高値に1.0920台まで下落し、弱いドル売りへ。AUDUSDは0.9330台から0.9355台まで、NZDUSDは0.8490台から0.8520台まで緩やかに上昇し、弱いドル売りへ。EURUSDは1.3640~50、GBPUSDは1.6800~10の狭いレンジでうごけず。終盤には主要通貨は欧州勢の参入と共に上昇を開始。
欧州市場の序盤は、ドル売りでスタートするも、継続せず。USDJPYは102.45円を割り込み102.37円まで下落。EURUSDは1.3650を上抜けすると1.3668まで上昇するとも、1.3680のポイントを抜けられず1.3630台まで値を戻す。GBPUSDも1.6810を超え1.6830台へトライするも続かず値を下げる。AUDUSD、NZDUSD、USDCADは引き続き弱いドル売りを継続したが、さすがにドル売りの流れに弱含みへ。
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主な発言や発表
内閣府=中国景気は昨年秋以降に減速し、内外需ともに低下。李克強指数(電力消費量、鉄道輸送量、中長期新規貸出残高の3指標を用いて経済を分析)の結果では、消費は2013年初頭から伸び率は低下し、2014年も低下傾向が続く。輸出は2013年後半に持ち直したが、201年第1四半期に再び低下。過剰設備やシャドーバンキング問題で、中国経済は難しい局面にある。
クーレECB専務理事(7日)=ECBの政策金利は長期間現行水準にとどまるが、米英はある時点で利上げサイクルに戻る。5日の理事会で示唆したかったのは、ユーロ圏と米英の金融状況は長期にわたってかい離するということ。
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