最新のIMMポジション(5月27日)と相場の動き
≪最近のデータが示すもの≫
7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネットはショート-32,255コントラクトで、前週-14,376コントラクトかショートが-17,879が増加した。ドルに換算したポジションはロング59.09億ドルに増加し、ドル先高期待が続いている。
≪各通貨での変化≫
円=-59,036コントラクトと、前週の-53,787から、ショートポジションは拡大。スポット・レートは20日101.32円から、27日101.96円へと約0.6円程度の円安へと動き、動きを裏付けているが、円安トレンドの再開を示すような大きな変化になっていない。
ユーロ=-16,633コントラクトと、前週の-9,220からショートが増加、3週連続の増加となった。スポット・レートは20日1.3701から、27日1.3634とユーロ高が続き、動きを裏付けている。ちなみに、2月4日に-13,018の水準にあった際のスポット・レートは1.3634で同水準であった。
ポンド=+35,304コントラクトと、前週の+33,090からロングは微増。スポット・レートは20日1.6838から27日1.6809へ下落、例外的なのかポジションが微増しスポット・レートは低下していたが、ドル高の流れで健闘していると言わざるを得ない。
豪ドル=+15,848コントラクトと、前週の+19,462から減少。8週連続でプラス圏を維持しており、スポット・レートは20日0.9242から27日0.9257と逆に上昇、0.92台ボトムに、対ドルで上昇している数少ない通貨。
NZドル=+17,944コントラクトと、前週の+17,594からほぼ変わらず。スポット・レートは20日0.8572から27日0.8561と小幅下落したが、トータルではロングの常連通貨としての位置は不動。先高期待が続いている。
0 件のコメント:
コメントを投稿