最新のIMMポジション(5月20日)と相場の動き
≪最近のデータが示すもの≫
7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネットはショート-14,376コントラクトで、前週-17,891コントラクトか若干ショートが減少した。ドルに換算したポジションはロング31.55億ドルと若干の増加で、大きな変化は見られず、ドル先高期待が続いている。
≪各通貨での変化≫
円=-53,787コントラクトと、前週の-64,707から、ショートポジションは減少。水準的には大きな変化に至っていないが、スポット・レートは13日102.26円から、20日101.32円へと約1円程度の円高へと動き、その動きを裏付けているが、先週末には102円まで値を戻し高値引けしている。。
ユーロ=-9,220コントラクトと、前週に13週間ぶりにショートへ変化した-2,175からショートが増加。スポット・レートは13日1.3703から、20日1.3701とほぼ横ばいで推移したが、売りポジションが増加していたことが分かり、先週末には1.3610台まで下落し、安値圏で引けている。
ポンド=+33,090コントラクトと、前週の+31,755からロングは微増。ユーロ安、ポンド高の動きにEURGBPは下落、スポット・レートは13日1.6824から20日1.6838と上昇、先週末には一時1.69台まで上昇したが、先週末には1.6830近くで終了、ポンドは堅調に推移していた。
豪ドル=+19,462コントラクトと、前週の+17,127から微増。7週連続でプラス圏を維持しており、スポット・レートは13日0.9359から20日0.9242と下落、先週末には0.92台を維持し0.9230近くで終了した。
NZドル=+17,594コントラクトと、前週の+19,340から小幅減少。トータルではロングの常連通貨としての位置は不動。スポット・レートは13日0.8625から20日0.8572と下落し、先週末には続落し0.8540まで終了した。
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