2014年5月5日月曜日

今週の経済指標・発言の注目点(5月5日~5月9日)

今週の経済指標・発言の注目点(5月5日~5月9日)

今週は日本がゴールデンウィークの連休と重なり、動きにくい週となります。そうでなくても、最近の為替相場の変動率は極端に低下傾向が続き、USDJPYは過去3週間の1日の変化率(%)は、最大で0.39%、最低0.01%、平均0.164%で、最近では過去に例の見ない水準に留まっています。

その中でも、海外では相変わらず重要な経済指標の発表が控えており、つい、最近の動かないレンジの上下、いずれかをブレークし、大相場になることを期待したくもなります。

今週は、米国発の経済指標は比較的少なく、中国、豪州、NZ、英国、ユーロ圏、カナダと多くの国の経済指標に分散されています。

金融政策では、6日の豪中銀、8日の英中銀、欧州中銀は、金融政策を発表しますが、共に現行の政策維持を予想しているものの、予想外の結果に大きな変化をもたらすことになります。

発言では、7日のイエレンFRB議長の議会証言、8日のドラギECB総裁の理事会後の記者会見は非常に重要で、5日のOECD世界経済見通しと、グリア・OECD事務局長の記者会見も注意が必要です。

以下は、今週特に注目しているイベントです。なお、詳しくはデータをご覧ください。

1.5/5(火曜)
OECD世界経済見通し、グリア・OECD事務局長の記者会見
米ISM非製造業景況指数

2. 5/6(火曜)
豪 中銀金融政策
ユーロ圏 総合・サービス業PMI

3. 5/7(水曜)
NZ 第1四半期雇用統計
イエレンFRB議長の議会証言

4. 5/8(水曜)
豪 雇用統計
中国 貿易収支
BOE金融政策決委員会
ECB理事会
ドラギECB総裁の記者会見

5. 5/9(金曜)
中国 消費者物価指数
豪中銀 金融政策に関する声明
カナダ 雇用統計




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