土曜日発表されたの弱い中国の2月貿易収支(収支-229.8億ドル)と、日曜日に発表されたの弱い中国の2月消費者物価指数(前月比0.5%、前年比2.0%)の影響に、月曜日の早朝からリスク資産売り、AUD売りの流れから入りやすく、逆に安全資産の部類に属する円は買いの流れになりやすい。
しかし、3月10日(月曜)08:50に発表される、日本の経常収支の赤字額の予想-1兆4,118億円、前回-6,386億円と急拡大。また、貿易収支の赤字額も予想は-2兆5,896億円 前回-1兆2,126億円と、共に前回12月の倍近くに膨らんでいる。
また、3月11日(火曜)昼頃発表の日銀金融政策決定会合では、2%の物価安定の目標、量的・質的金融緩和の継続を予想しているが、先週のWSJ紙で、「日銀金融政策決定会合では、輸出の伸び悩みが中心議題になる可能性があり、輸出見通しを下方修正する可能性もある」と報じられており、いずれにしても円売りの材料に使われやすい。
このことから、円買いも限定的で円安方向の流れが続くと考えたい。
USDJPY
Dailyチャートでは、4日連続で陽線引けで、三角持ち合いを上抜けし円安方向に流れが傾斜している。先週金曜日には高値103.76円を付けた後に値を下げ、上髭が長くして終了したことで、この103.76円を上抜けすることが円安方向への必要不可欠な条件となる。それを上抜けすると、104.20~30円を円安のターゲットで、加速した場合には104.75円、105.20円と続くが、その確率は低い。逆に円高に振れた場合には、102.40~45円がターゲットななり、この水準を割り込むと、意外感は強まる。ストキャスティクスは買いを示唆、トレンドモメンタムも買いを示唆している。
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