今週の主な注目材料と為替相場見通し。クリミア住民投票とFOMC
今週は、16日のクリミア自治共和国の住民投票の、結果次第で方向性が決定されることになります。
日本時間の今日17日午前3時に締め切られました。出口調査ではロシア編入が承認となる可能性が高く、投票者の大多数がロシア編入に賛成したとの一部報道もあります。
正式に承認ともなれば、米国はロシアへ制裁を、ロシアも報復措置をとることを宣言しており、今日の月曜日からの為替相場や株式・債券相場の動きが決定されることが予想されます。
そして先のことになりますが、18日にはイエレンFRB議長初の会合となる米FOMCがあります。通常は量的緩和の縮小を継続するとの予想は固いと思われていたのですが、今回はウクライナ国内の分裂と軍事衝突の可能性はないとは言えず、どちらともいいがたい状態となっており、為替相場の見通しがより不透明になっています。
クリミア自治共和国の住民投票の正式な結果はまだ発表されていませんが、オセアニア市場では日本時間の午前5時過ぎ現在で、USDJPYは若干売られ気味(円高)で、101.20円台で推移しています。
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