クリミア自治共和国のロシア編入を問う住民投票は正式な発表を待たずに、ほぼ確実視されている。
為替市場では、既に先週末にかけてこの結果を織り込み、AUDやNZDの売りと、JPYの買いなどが目立っていた。
事態がほぼ判明した現在の為替相場は、早くも円売りに対して、AUDとNZD買いへと動き、EURとGBPはほぼ横ばい状態となっている。
これらの結果から以下の2点が推測できる。、
1.欧米とロシアの軍事的衝突の可能性は薄いとみていること。
2.欧米のロシア経済制裁と、ロシアの報復措置は、決定的な深刻な事態へと発展しないとみていること。
ただし、事の程度はあるが、ウクライナ情勢が正常時に戻ることは考えにくく、可能性は弱いながら冷戦状態へと進むリスクは払しょくできない。
今後の為替相場は、それらを考慮した考え方に方向転換せざるを得なくなる。
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