2014年3月8日土曜日

米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 3月4日分

米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 3月4日分

ポジションから予想する市場参加者のセンチメントは、円安、カナダドル安、豪ドル安。それと、ポンド高、NZドル高。そして、現状はユーロ高。

最新のIMMポジションでは、円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドルの主要7カ国の通貨はネットショート113,256(コントラク)で、1月21日週以来ショートポジションは減少傾向を続け、米ドル安志向が増加している。

通貨別にみると、「円」は、ネットショート79,709(コントラク)で、今年の1月28日週からは大枠70,000~80,000で安定している。2012年10月23日週以来、長期に渡りショートポジションが続いているが、、2012年11月20日週以降は、ショート60,000を割り込んだことはなく、4日時点の円ショートポジションが積み上がっていることはない。逆に考えれば、潜在的な円売りの余力は十分残っているともいえる。

「ユーロ」は、ネットロング23,452(コントラクト)で、2月11日のショートからロングへ転換し増加が続き、ポジションは昨年末以来の水準で、ユーロ高志向が続いている。

相変わらず「ポンド」と「NZドル」は買い志向が強く長期にわたっている。ポンドのロングは29,605で3周連続で増加し、昨年初めに匹敵する高水準を維持し、NZドルはロング13,432で、3週連続の増加となっている。

こちらも相変わらずとでもいうのか、「カナダドル」と「豪ドル」はネットショートの常連で、カナダドルはショート61,096で、昨年12月10日週からネットショートは50,000~70,000の水準が続き、「豪ドル」は4週連続でネットショート40,000台を維持している。


















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