弱い米ADP民間雇用統計にもドル円は動ぜず底堅い。
ウクライナ情勢もやや落ち着きを取り戻し始め、円売りが強まっているが、中国のソーラー企業の上海超日太陽能科技のデフォルトを懸念した動きに、中国株や人民元は弱く、力強い円売りに至ってはいない。
今日は、豪州の GDP は強く、中国 HSBC サービス業 PMI も強く、ユーロ圏の総合・サービス業の PMI も速報値から上方修正され強く、ユーロ圏 GDP 改定値は速報値と変わらずだが、小売売上高は強く、いまのところ良い数字が目立っている。
これから米国市場に入り、米雇用統計(7 日金曜)の前哨戦ともいえる米 ADP 民間雇用統計が発表されたが、13.9万人(予想15.3万人 前回12.7←17.5万人)と、前回が下方修正され予想をも下回り、ドル売りが強まるが、USDJPYは102.30円台を割り込むこともなく、円クロスの売りに支えられ102.50円トライの動きへ。
これからの値動きは、米現物株の動きによって異なるが、102.50円のオプション絡みや厚い売りオーダーをこなしながら、円売りを継続できるのか? 午前零時のISM非製造業景況指数と合わせ、これらかの株価とともに重要な経済指標となっている。
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