****** 今までのポイント ******
前日の米国株の上昇に日経平均株価は上昇するも、中国初の社債デフォルト発生への懸念に中国株は下落。
USDJPYは102.10~30のレンジに収束で全く動けず、ただし102円台を維持していることはビット気味と判断。
豪GDPは前年比2.8%(予想2.6% 前回2.3%)と予想を上回り、AUDUSDは一時0.90直前まで上昇したが、鬼門の0.90台を達成できず、逆に0.8940割れまで値を下げる。しかし、これで暫くは豪中銀の金融緩和の可能性は弱まり、3日の中銀声明通り『金利の安定期間を設けることが最も賢明な判断』が続きそう。
****** 今までの発言・その他 ******
CNY 全人代=今年の目標値を発表、GDP7.5%と前年と同じに据え置く→ 市場には7.0%との予想もあり市場に安心感が広まる。CPI3.5%、財政赤字GDP比2.1%、小売売上高14.5%、国防費12.2%と増加傾向が続く。
CNY 中国人民銀行=人民銀行による介入を示す、国有銀行のドル買いが今週に入り減少へ→ USDCHNは緩やかな上昇を続ける
CNY 中国株下落=ソーラー企業の上海超日太陽能科技は、7日の期限までに8980万元(約15億円)の利払いが完全に行えない可能性が判明。
CNY 中国国家発展改革委員会=中国は高成長を追求せず、下限を割り込むことも認めず。
EUR トリシェ前ECB総裁=ECBはユーロ圏の低インフレを注視する必要がある。
JPY WSJ紙=来週10~11日の日銀金融政策決定会合では、輸出の伸び悩みが中心議題になる可能性があり、輸出見通し「を下方修正する可能性もある。
OTH ロシア中銀=ルーブル下落阻止で3日間で114億ドル相当の外貨売り・ルーブル買いの市場介入を実施。
USD ラッカー・リッチモンド連銀総裁=ウクライナ情勢を注視、米経済や商品相場に影響を及ぼす可能性がある。
****** これからの注目点 ******
17:50 FRN 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値47.6、サービス業PMI・確報値=予想46.9 速報値46.9
17:55 GER 2月 総合PMI・確報値=予想 速報値51.7、サービス業PMI・確報値=予想55.4 速報値55.4
18:00 EUR 2月 総合PMI・確報値=予想52.7 速報値52.7、サービス業PMI・確報値=予想51.7 速報値51.7
18:30 GBP 2月 サービス業PMI=予想58.0 前回58.3
19:00 EUR 第4四半期GDP・改定値=前期比予想0.3% 速報値0.3%、前年比予想0.5% 速報値0.5%
19:00 EUR 1月 小売売上高=前月比予想1.0% 前回-1.6%、前年比予想 前回-1.0%
22:15 USD 2月 ADP民間雇用統計=予想15.3万人 前回17.5万人
0:00 CAD カナダ中銀金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを予想
0:00 USD 2月 ISM非製造業景況指数=予想54 前回54
4:00 USD 地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
08:30 AUD 2月 Aigサービス業指数=55.2(予想 前回49.3)→ 予想を上回る
09:30 AUD 第4四半期GDP=前期比0.8%(予想0.7% 前回0.6%)、前年比2,8%(予想2.5% 前回2.3%)→ 予想外に強い数字となり、一時AUD買いが強まる。
10:45 CNY 2月 HSBCサービス業PMI=51.0(予想 前回50.7)→ 前回を上回る
****** ウクライナ情勢 ******
1 習近平中国国家主席=プーチン・ロシア大統領との電話会談で、政治的解決ができると確信。中国は緊張緩和に資する国際社会の提案と仲介の努力を支持。
2 オバマ米大統領=ロシアのウクライナへの介入はロシアの強さの象徴ではなく、ロシア近隣諸国がロシアによる干渉を警戒していることを反映。
3 ウクライナ情勢の悪化にも、欧州の天然ガス市場をロシアが牛耳る構造は変わらず。ロシアから欧州への天然ガスの供給は1/3がウクライナ経由。欧州の天然ガス需要の1/3をロシアが供給。
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