市場の目は今日午後8時に予定されている大統領のクリミアのロシア編入についての議会演説.
****** ポイント、これからの注目点 ******
クリミアのロシア編入が現実となるのか、仮にそうなったら欧米はどのような制裁措置を追加するのか、そしてロシアはどのような報復措置を取るのか、全てが不透明。
プーチン・ロシア大統領はクリミアのロシア編入申請を政府と議会に通知、市場の目は今日午後8時に予定されている大統領のクリミアのロシア編入についての議会演説へと移っている。
日本株は大きく値を戻したが終盤に上げ幅は縮小、中国株やアジア株は堅調に推移したが、アジア市場は円高、豪ドルとNZドル安とややリスク回避の動きへと巻き戻す。
豪中銀議事録は「金利は現行水準にとどまる可能性が高い」と4日の理事会の声明と変わらず。豪ドル相場に関しても「最近の豪ドル安は成長要因」としながらも、「歴史的に高水準」と警戒信号を発し、豪ドルは公表直後の上下変動から緩やかに値を下げている。
****** 今までの発言・その他 ******
◎為替リスク管理のコンサルティング会社ファイアアップス=2013年第4四半期の米多国籍企業の収益はドル高で60億ドル下落。
◎豪中銀議事録(3月4日)=金利は現行水準にとどまる可能性が高い。労働市場は低迷し賃金の伸びも低いが、消費と住宅投資は上昇。豪ドルは、最近の下落が均衡のとれた成長要因となるが、歴史的には高水準にある。→ 利下げ局面は終了との予想が多い
◎プーチン・ロシア大統領=クリミアのロシア編入の申請を政府と議会に通知。
◎ BISデータ=2013年9月時点の外国銀行のロシア向け融資は総額2420億ドル。欧州の銀行が1840億ドル、米銀の367億ドル、日本の銀行163億ドル。
****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******
10:30 中国2月の新築住宅価格指数=前年比8.7%(予想 前回9.6%)→ 価格の伸びは鈍化へ
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