2014年3月18日火曜日

移り気な市場のセンチメント

移り気な市場のセンチメント

クリミア住民投票によるリスク回避の動きも、いざ編入賛成で決まってしまったら、あっという間にリスク回避の巻き戻しへと変化し、昨日の欧米や、今日の日本株は上昇し、円売りになってしまった。

ユーロも1.39台を復活し、いったいユーロ高を危惧したドラギ・ショックはどこ吹く風のように底堅い展開が復活、1.40台を試さずにいられないような状況になっている。

中国の倒産が続き、経済成長の鈍化が懸念されながらも、中国株も堅調に推移し、為替市場の現状は波乱を予感させる値動きとなっていない。

なんだか全てが中途半端な雰囲気の中で流れの中で注目は、プーチン・ロシア大統領のクリミアのロシア編入について演説で、日本時間午後8時に上下両院の議員をクレムリンに招集して演説する予定で、特に注意。

これが無難に消化でもされるようならば、早くも次のテーマとなる明日のFOMCの結果と、イエレンFRB議長の記者会見に市場の関心は移ることになる。

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