2014年3月11日火曜日

3月11日(火曜) アジア市場の動き

3月11日(火曜) アジア市場の動き


3年前の大震災を思い出す今日、3月11日。当日40kmの道のりを歩いて帰宅したことを思い出します。

決定的な材料が乏しいい展開の中で、明朝発表のNZ中銀の金融政策では、初の利上げ開始国となるのか? 世界中の注目が集まる中、市場の予想は0.25%の引き上げで、フライング気味のNZD買いが続いています。

****** 今までのポイント ******

朝方発表された、NAB企業景況感指数と企業信頼感指数は共に弱く、AUDUSDは買いから売りへと変化。

注目の日銀金融政策決定会合は政策方針を現状一致で据え置いた。日経平均株価は一時130円近く上昇したが、日銀の追加緩和はなく前日終値水準まで一時値を下げたが、引けにかけて再上昇。

黒田日銀総裁の記者会見は、「現時点で何かの調整の必要あるとは思わない」と発言、発表直後からやや円買い戻しが強まるが、下落幅は限定的。


****** 今までの発言・その他 ******

OTH UBS銀行のウェーバー会長=日銀、ECB、FRBは新しい局面に入った。FRBは債券購入を縮小し金利の上昇を容認。ECBは唯一市場から流動性を引き上げつつあり、現在のEURUSDは高水準を維持している。米国は来年のある時期に利上げの見通しで、ユーロはドルに対して長期的に弱含み、円は対ドルで大きく値を下げると予想→ この内容は1月22日のダボス会議時の発言と全く同じ。
JPY 黒田日銀総裁の記者会見は、2%の物価目標の実現に向けた道筋を順調に進んでいる。現時点で何かの調整の必要あるとは思わない。輸出が弱いのは事実で今後は注目。本質は基本は2%物価安定目標実現が困難と判断すれば、政策をちゅうちょなく調整する。


****** これからの注目点 ******

18:30 GBP カーニーBOE総裁、マイルズ政策委員、ウィール政策委員、フィッシャー市場担当ダイレクターの議会公聴会 ⇒ 特にGBPへの影響は大きくなる可能性が高いので要注意!


****** 今までのイベントと経済指標の結果 ******

JPY 日銀金融政策決定会合=2%の物価安定の目標、量的・質的金融緩和の継続を決定、予想通り
9:01 GBP 2月 BRC小売売上高=前年比0.7%(1月5.4%)、既存店売上高=前年比-1.0%(予想1.6% 1月3.9%)→ 予想外に悪化へ
9:30 AUD 2月 NAB企業景況感指数=0(予想 前回4)、企業信頼感指数=7(予想 前回8)→ 前回を下回る
16:00 GER 1月 国際収支: 経常収支=162億ユーロ(予想153億ユーロ 前回211←235億ユーロ)、貿易収支=150億ユーロ(予想150億ユーロ 前回139←142億ユーロ)、貿易収支(季調済)172億ユーロ(予想177億ユーロ 前回183億ユーロ)、

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