****** 欧州市場のポイント ******
欧州市場は、自国通貨高をけん制する発言にも、ユーロとポンドの動きに相違が見られた。強いユーロ圏の経済指標にユーロ買いからスタートしたが、ノワイエ仏中銀総裁がユーロ高に懸念を表明、EURUSD値を下げるも売りは限定的。ポンドはビーンBOE副総裁はポンド高をけん制、GBPUSDの売りは止まらず1.6730台→1.6620台へ大幅下落。
円相場は特に材料は見られず。一時103円割れのストップの売りを試しながらも、継続的な主要通貨でのドル買いに、USDJPYも金月のギャップを受け103.30台を維持。欧州株は予想外に動かず。
****** 欧州市場の発言・その他 ******
USD プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁=現在のペースにしっかりコミットしているとのシグナルを送ることが重要。FOMCが方針の変更をするにはハードルは極めて高い。失業率は年末までに6.2%へ低下の可能性。
EUR ノワイエ仏中銀総裁はユーロ高に懸念を表明=ユーロ高は景気とインフレの下押し圧力で、現状に満足していない。証券市場プログラム(SMP)の不胎化停止は必要なら活用できる手段の一つで、バイトマン独連銀総裁と完全に意見は一致。ECBは行動する用意がある。
GBP ビーンBOE副総裁はポンド高をけん制=一段のポンド高は輸出を支援せず。利上げは段階的に。
USD マクドナルドの売上高は悪天候の影響に4カ月連続落ち込む。
****** 欧州市場のイベントと経済指標の結果 *****
17:15 CHF 1月 小売売上高=前年比0.3%(予想3.3% 前回2.5←2.3%)
18:30 EUR 3月 センティックス投資家信頼感指数=13.9(予想14.0 前回13.3)
21:15 CAD 2月 住宅着工件数=19.21万件(予想19万件 前回18.01←18.02万件)
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