2014年2月8日土曜日

米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 2月4日分

米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 2月4日分

いやはや、米非農業部門雇用者数の結果は、2カ月続けて悪化、逆に失業率は改善。主要通貨は個別要因はあるものの、豪ドルは下げ止まり堅調に推移、USDJPYは101円割れで、EURUSDは1.35割れで、GBPUSDは1.6250で、AUDUSDは0.86ミドルで下げ止まっている。

主要7通貨の通貨ネットのショートポジションは小幅増加し-185,059コントラクトで、昨年12月中旬近くの水準にとどまっている。

円ショートポジションは昨年12月24日の-143,822コントラクトをピークにし、4日を含め6週連続で低下し、昨年11月5日の水準近くとなる-76,829コントラクトまで低下した。ちなみに、その時期のUSJPY相場は週終値ベースで98.71円で、数字上の比較では、まだ円高圧力が続いていることになる。

ユーロのネットポジションは週替わりでロング・ショートが交錯。ある意味ではポジション・ニュートラルで、どちらの方向にでも動けることを意味している。ちなみに、前回のニュートラル水準は昨年の11月26日で、EURUSDは1.3550近辺で取引されていた。

ポンドは昨年11月26日にロングに転換して以来、ロングポジションを維持し、+10,951コントラクトと積み上がる気配は見られないが、市場のポンド高センチメントを確認することができる。

カナダドルは昨年2月26日、豪ドルは昨年5月14日以来ショートポジションが続き、市場の弱気センチメントを反映しているが、2月4日の豪中銀理事会で金利と為替に関して変化が見られたことから、さらに豪ドルショートポッジションが減少している可能性が高い。









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