*** 2月19日 今日の相場見通し ***
今日はイベントリスクが高い一日となりそうで、結果を確認するまでは積極的に動けず。
◎英雇用統計とBOEのMPC議事録の結果により、金融引締めへ向け英ポンドの買い戻しが再開されるのか、それとも、市場の予想を裏切る、金融緩和の継続を強めるのか、非常に注目される。
英雇用統計
ILO方式(3カ月)=予想7.1% 前回7.1%、失業保険申請件数=-1.83万人 前回-2.4万人
BOE金融政策委員会(MPC)議事録 (2月6日分)
9対0で金利据え置きと、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを予想
今日の発表待ちだが、失業率は7.1%まで低下、基準7%をほぼ達成、インフレ基準もHICP前年比2.0%とこれも目標を達成。MPCでは2月12日の四半期インフレレポートで今後何らかの変更がある可能性を示唆していた。
このレポートでは、2014年のGDP見通しを2.8%→3.4%に引き上げ、1年以来に利上げが必要で、フォワードガイダンスるも見直すことを示唆。カーニーBOE総裁は12日に「刺激策はしばらくの期間は特例として必要」、「ポンド高が輸出を困難にさせている」とポンド高をけん制したものの、方向転換できず。
◎米国ではFOMC議事録が最大のポイント。
FOMC議事録公表(1月29日分)
昨年12月のFOMCに続き月間100億ドルの債券買い入れの削減を決定し、声明では「ここ数四半期で経済活動は上向いた」とあった。失政策変更の判断基準の一つとなる失業率も低下を続け、インフレリスクを懸念する連銀総裁の発言も最近多い。
2月1日からイエレンFRB議長が就任し、11日の最初の公の場での発言では、期待通り「バーナンキ前FRB議長の政策を継続し、慎重に債券購入を縮小を継続」と言い、「失業率 のみでは労働市場の健全性を測る上で不十分」と、フォワードガイダンスを変更する可能性もある。 FOMCでどのような討議がされたのか? いつもながら為替相場の変動要因としてはAクラス。
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