2014年2月13日木曜日

2月13日(木曜) 欧州市場は株安とドル全面安の展開。

2月13日(木曜) 欧州市場は株安とドル全面安の展開。

本日発表された、ECB公表のユーロ圏経済に関する第1四半期専門家予測調査(SPF)は、以下の通り。

前期予想よりもCPIは下方修正され、独CPI・確報値も速報と変わらず、前年比で1.3%と低く、本来ならばEUR売り材料にされやすいが、今日は、米小売売上高を午後10時半に控え、株安の影響もあり、ドル売りの流れが続いている。

AUDUSDは1時間チャートの200時間平均線をボトムに下げ止まり、底堅くなっており、テクニカルではこれを割り込むと更なるストップの売りが強まる可能性があり、現在は0.8940に位置している。Dailyは底堅くなりオシレーター系は買い変化の兆しがあり、その水準割れ以下をストップとした、AUDロングメークも一案。

USDJPYも1時間チャートの200時間平均線がボトムとなり、下げ止まっており、現在101.92円に位置しこれを試さずにいられない様子である。 米国市場に入ると、現物株の動きで一変する可能性もあり、素直に株価に連動する可能性が高い。 円安相場を期待していおり、残念ながら、Dailyチャートも完全な買いへの転換を示しておらず、引き続き円高におびえながらの取引が続きそうである。

EURUSDも、例にもれず、1時間チャートの200時間平均線をボトムに下げ止まり、値を戻している。現在1.3579にあり、この水準が維持できるか、注目している。Dailyチャートは買いへと転換し、底堅い値動きが期待でき、1.3579割れでは一旦撤退の買い方針で。ただし、Weeklyチャートは売りを継続しているので、一方的なEUR高も期待薄で、適当に利食いが必要。

この水準を割り込むと円高へ要注意。ファンド連中は今までの、株高=円安の逆の方程式の逆で、株安=円高へと、ポジションの巻き戻しが継続するリスクにも注意。

米国市場では、イエレンFRB議長の議会証言は悪天候で延期となり、注目は新規失業保険申請件数だけになっている。 ただ、最近堅調なカナダドルは、新規住宅価格指数の影響も受けやすく、カナダドルのポジションがあれば注意が必要




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