2014年2月1日土曜日

2月1日(土曜) 昨日の海外市場の動き

2月1日(土曜) 昨日の海外市場の動き

ポイント

◎中国が春節で長期休暇に突入。1月最終日は世界的に株は弱く、欧米の金利は小幅低下。日経平均先物も200超下落、ダウ平均株価は一時230ドル近く下落。VIX指数は18.41と昨年10月14日以来の水準へ上昇。MSCIEMは936.53と昨年9月来の水準近くで推移。

◎カナダドルと円を除き、ドルは全面高。ドルインデックスは上昇、今週5営業日で4日上昇へ。

◎イエレン新FRB議長初の議会証言。2月11日(日本時間12月午前零時から)下院金融委員会、13日(日本時間14日午前零時案から)上院銀行委員会に注目が集まる。

◎ユーロ圏の消費者物価指数は弱く、小売売上高も弱く、ECBの不胎化オペ停止の可能性に、2月6日のECB理事会での利下げ観測は払しょくできず。

◎米個人所得は弱く、シカゴ購買部協会指数、ミシガン大学消費者信頼感指数も伸び悩み、個人消費支出だけは強かったが、相場への影響は見られず。

◎月末のロンドンフィキシングの実需の売りに、一時GBPUSDは1.6430を、EURUSDは1.3480を割り込み最安値を付ける。

◎チリペソ、ハンバリーフォリントも弱く、ルーマニア・ロシア中銀のユーロ売り・自国通貨買い介入を実施、新興国から資金流出は止まらず、新興国通貨の動揺は完全に払しょくできず。

◎日本の強い経済指標と新興国市場の動揺に円買いが続く。失業率は6年ぶりの低水準、全国消費者物価指数のコアは5年ぶりにプライス圏へ、鉱工業生産は2012年4月ぶりの高水準。円買いの流れは継続し、USDJPYは一時102円割り込む。

◎ウィーラーNZ中銀総裁は、利上げの必要性を再度示唆、予想されていたがNZD売りの流れは止まらず、AUDNZDは1月24日の水準まで逆戻り。

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