2014年1月26日日曜日

今週のUSJPY相場を予測する

今週のUSJPY相場を予測する

USDJPY  105円~105.50円でダブルトップになるのか? 101.50円~102円で下げ止まりボトムアウトするのか? 

私を含め、中長期的な円安を予想する市場参加者は多いと思われるが、今月1月2日の高値105.43円をピークにして円売りの流れが続き、先週末には102円近くまで値を下げた。

直近では新興国通貨の大幅下落や、中国の経済成長の鈍化警戒感による、株価の下落が大きな要因となっている。

もちろん、米国の緩和政策の正常化による基本的な流れもあるものの、TPP交渉に際して、米議会の圧力が続く中での、円安容認姿勢の変化の可能性も否定できない。

米金融政策の変化では、29日のFOMCで目先は一つの区切りとなり、結果が判明することになる。円安容認姿勢の変化の懸念となった、ルー米財務長官の発言は、ダボス会議からはあまり聞こえてこなかった。。

もちろん、日本と輸出競争をしている国々は、潜在的に円安への拒否反応は強く、今に始まったことではない。それより、ロックリア米太平洋軍司令官が言うとおり、対中国との関係悪化が一向に収まらないのが気になってしょうがなく、むしろ対日投資への懸念材料となっている。

国内要因としては、いままで多くの人が言い尽くして、耳にタコができているかも知れないが、円安材料は多く、いまだ変化はしていない。

もちろんトレンドの大転換を事前に予知することは難しいが、問題は、膨大は円ショートポジションの調整で、どこまで円高が進むのかでは?

USDJPY  105円~105.50円でダブルトップになるのか? 101.50円~102.00円でボトムアウトするのか? これが重要。


USDJPYのDailyチャートでは、上昇トレンドは1月9日でブレークし、私の好きなSchaffトレンドモメンタムも1月8日に買いから売りへの変化を示しており、引き続きその流れに変化はない。

105.43→102.85→104.84のABCから次を計算すると、102.25円(先週金曜日達成済み)、101.55円、100.65円と下値のポイントが計算できる。



Weeklyチャートでは、上昇トレンドの下限をなんとか維持しており、完全にブレークしてはいない。97.62→105.43のロトレースメントでは38.2%=102.45を割り込み、50%=101.53がポイントとなり、61.8%=100.60円と続く。



今後は、DailyのSchaffトレンドモメンタムが買い変化するタイミングを注視しながら、101.50~55円をボトムに104円台再トライのシナリオを描きたい。

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