ドルロングポジションが拡大し、昨年9月10日以来の水準へ。結果的に見るとドルロングポジションは昨年10月の一部公的機関の閉鎖と債務上限引き上げ交渉の警戒感に一時ドルショートへと変化した時期を除くと、FRBの量的緩和縮小期待がちらほら見られた、昨年2月26日から長期間に渡っている。
他通貨の動きは多極化し複雑。
①円ショートが減少、
②ユーロ+ポンドのロングは減少、
③スイスフランは昨年8月6日以来となるショートへと変化、
④カナダドルのショートは増加、⑤豪ドルのショートは減少、
⑥NZDドルだけがロングを増加させ、昨年11月26日の水準へ近づく。
円のショート・ポジションは、引き続き10万コントラクト台のショートを継続しているが、データ集計の14日後に円の買い戻しが強まっているので、ショートは減少していることが推測される。2012年10月23日にロン円ロング→円ショートへ変化して以来、長期に渡っており、昨年11月19日以降は10万コントラクト台を維持し、市場参加者の円先安センチメントが根強いことを裏付けている。
ユーロドルのロング・ポジションは、昨年12月24日の3.2万コントラクトから減少を続け、12月13日の水準近くへと低下、集計日14日以降もEURUSDは下落していることで、さらなる減少幅となったことが推測できる。
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