今週は、週初月曜日は米国市場が休場となり、来週28日のFOMCの発表の前週で、全体を通じても米国発の経済指標は極端に少ない。また、22日~25日にはダボスの世界経済フォーラムが開催され、要人発で相場が動くことも予想できる。
◎中国発の材料は多い=20日(月)に第4四半期GDP、鉱工業生産、小売売上高等が控えており、GDPを含め全般的に前月から低下が予想され、数字いかんではAUD相場は影響を受けやすい。23日(木)の低下傾向が続いているHSBC製造業PMIは、ほぼ横ばいの予想となっている。
◎カナダ発の材料は重要=22日(水)カナダ中銀の金融政策が発表され、政策金利1.0%の据え置きが予想される。カナダ中銀声明や記者会見で、今後どのような見通しを示すのか、先にボロッツ・カナダ中銀総裁は「利上げと利下げの可能性は五分五分」と発言していたが、最近の住宅関連の経済指標は弱く、前回はディスインフレに陥る可能性を指摘、来年の利下げ観測も浮上し、カナダドル売りのきっかけとなっていた。24日(金)の消費者物価指数の前月比予想は昨年4月以来となるマイナスが予想されている。
◎英国発の材料では=22日(水)の雇用統計、BOEのPMC議事録。
◎NZや豪州発の材料では=21日(火)のNZ第4四半期CPI、22日(水)の豪第4四半期CPI。
◎米国発は23日(木)に集中している=シカゴ連銀全米活動指数、製造業PMI、住宅価格指数、中古住宅販売、景気先行指数などは、全て23日で、それ以外はほとんど見られない。
◎欧州発の材料では=23日(木)のユーロ圏製造業・サービス業PMIは速報値で注目される。
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