*** 今後の見通し ***
今日は週末の金曜日、日本の消費者物価指数、米個人所得・個人消費支出、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数。
そして、NZの貿易収支(6時45分)「結果は、-2.6億NZドル(予想-0.18、前回-2.5億NZドル)、とウィーラーNZ中銀総裁の講演(8時)も、既に結果は出ているかも知れないが重要。
◎USDJPYは、中期的に先の安値101.70円台、そして、100.50円近辺が最後の砦となり、この水準を下限として、円安復活のシナリオは変えていない。ルー米財務長官の円安けん制発言から変化し、新興国通貨の変動に、リスクオフ=円高の流れに円安センチメントは揺らぎ続けているが、円をロングにしていく材料があるだろうか? 気が長い話になるかも知れないが、春節明けの円安も期待できる。
◎EURUSDは、中期的に底値感が強まることを期待している。1月24日に高値1.3740からの続落傾向は続くが、1月23日のアルゼンチンペソ暴落時の上昇スタート地点となる1.3550はいまだ死守されており、この水準は重要。今日の週末金曜日にさらに1.3550、1.3500以下のストップを試す動きも予想されるが、1月20日のように短時間で値を戻すようなら、EURは極端に弱気になる必要はない。逆にテクニカルでは、終値ベースで1.3550を大幅に割り込まない限り、1.3800、1.4100のユーロ高の方向性は変わらず。
◎AUDUSDは、まだボトム感が見えず。目先は0.8700割れで底堅く推移し0.8875までの上昇の可能性がでているが、0.8900台を回復するまでは、疑心暗鬼。豪中銀の利下げの可能性も残り、米国との金利差も縮小することが予想され、まだ、なかなか強気になることは難しい。頼みの綱はショートカバーのみ。
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