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日本株・中国株・アジア株は、先週金曜日と同じくリスクオンの流れが続き全面安。英国株は弱いが、EURO STOXX50は小幅上昇し強弱混在。
新興国市場が動揺し、FOMCで量的緩和の縮小が見送られるのか? 7対3の確率で縮小を継続すると思っている。しかし、市場では緩和の縮小見送り=ドル安との思惑が強いがこれはUSDJPYに当てはまらない。USDJPYだけを考えれば、緩和の縮小見送り=新興国市場の安定=リスクオフ=円安で、特にEURJPYを中心に、クロスで円安に振れやすい。
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日本の12月貿易赤字額は月額では過去最高の赤字額、2013年の貿易赤字は、1979年の統計開始以来で過去最大。
独IFO景況感指数は、予想を上回り2年半ぶりの高水準。
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◎USDJPYは、週明けの豪州市場が休場の薄商いのオセアニア市場から円高が進み、東京勢の取引開始直後には一時101.80円を割り込んでスタート。貿易赤字額は拡大を続け、実需の買いに値を戻すも、株価の下落や仲値での円買いに、ようやく102.50円台まで値を戻す。
◎EURUSDは、大枠1.3675~00のレンジから、予想を上回る強い独IFO景況感指数に1.3710台まで上昇、GBPUSDが続伸する中、逆に1.3650台へ下落。
EURUSDの1Dayチャートは、1.3500の下値トライを試すこともなく、逆に上昇のながれが強まり、1.3700台をクリアに上抜けすることが前提となるが、1.3650ボトムに、1.3820を目指す動きが強まっている。そして、中期的には1.41台がターゲットに入っている。
◎AUDUSDは、新興国通貨安が続き、早朝には一時0.8680割れまで下落したが、0.8730台まで持ち直し、ブラジルのレアル防衛への利上げや、トルコ中銀が18日に緊急会合の開催するとの報道に、AUD買い戻しが強まる。
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