先週後半は、18日のFOMCで量的緩和の縮小開始を意識したドル買い戻しや、その余波に他通貨のクロスでも調整が続いた。
今週は、その結果を見るまでは本格的な値動きは期待できず、先週後半のレンジ内での取引が予想される。
USDJPYは、上昇トレンドに変化はなく、102.80~00円をボトムに103.50~104.10円の間のレンジでの推移から、104.40円を試す動きを予想。
EURUSDは、上昇トレンドに変化はないが、1.3810を高値に調整色が強まり、1.38台は引き続き鬼門となっており、この水準を超えるまでは、積極的なEURロングもためらわれる。1.3545→1.3810のリトレースメント38.2%=1.3709、50%=1.3676をボトムに、1.3810のレンジ相場と考えたい。その後、時間の経過が必要ながら、1.3880が次のターゲットとして視野に入ってくる。
AUDUSDは、相変わらず期待を裏切る通貨であり、下降トレンドに変化はないが、どうしても積極的に売る気にはなれない通貨である。積極的なAUD高けん制発言や0.8500のレベル示唆発言に、0.90の大台を割り込んだことで短期投機筋のAUDロングポジションは切らされ、0.8900の大台で下げ止まっている。今後も戻り売りが続くことが予想されるが、今週は0.88を割り込むことは予想できず、0.8800~0.9000、または、0.8850~0.9050のレンジを予想。
0 件のコメント:
コメントを投稿