2013年11月7日木曜日

2013年11月7日(木曜) 6日の為替市場の動き

2013年11月7日(木曜) 6日の為替市場の動き
 
市場参加者の焦点は、引き続き7日のECB理事会と米GDPと変わらず。

昨日6日は、強いNZ雇用統計、強い英国の鉱工業生産と製造業生産、強いユーロ圏総合PMIと独鉱工業生産、強いカナダIveyPMI、強い米CB景気先行指数と強い米住宅市場で相場が変動。

欧州市場では、ECB理事会では利下げ観測の予想も弱まり、EUR売りの流れも収まり、強いユーロ圏・英国の経済指標にドル売りが続いたが。米国市場では、強い米株と午前零時のオプション絡みのドル買いに、ドル買い戻しへと変化。

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今日の注目点
(09:30)豪雇用統計、失業率=予想5.7% 前回5.6%、就業者数増減=予想7500人 前回9100人。
(21:00)BOE金融政策発表=政策金利5.0%の据え置きと、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを予想。
(21:45)ECB理事会=政策金利0.50%の据え置きと、下限金利0.0%、上限金利1.0%の据え置きを予想。一部には利下げやマイナス金利やLTROの再開の予想もある。
(22:30)ドラギECB総裁記者会見
(22:30)新規失業保険申請件数=予想33.5万件 前回34万件
(22:30)第3四半期GDP・速報値=前年比予想2.1%

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6日の早朝には、NZの雇用統計は失業率は低下(6.4%→6.2%)、就業者数は増加(前期比0.4%→1.2%)、労働参加率も上昇(68.1%→68.6%)し、発表直後からNZD買いの流れは止まらず、一時0.84台へと上昇。

豪貿易収支も赤字額が減少(-5億豪ドル→-2.84億豪ドル)で、AUDUSDはNZDUSDの上昇の影響を受けながら一時0.9540台へ上昇。0.9550を超えられるかを注目。

無風と思われたUSDJPYは、日経平均株価の上昇に円売りが強まり一時98.70台まで上昇、98.40をボトムに、98.45~75のレンジ相場で変わらず。98.80円を超えることができるのか注目。

英国のハリファックス住宅価格指数は上昇し(前月比0.4%→0.7%)し、鉱工業生産(速報-1.1%→-0.6%)と製造業生産(前月比-1.2%→1.2%)強く、共に前回を上回り、今週に入り強い数字が続き、ポンド買いの流れは止まらず、一時1.61台まで上昇。しかし、1.61台の売りは強く、NIESRのGDP見通しがやや弱く1.61台を定着できず。

ユーロ圏では総合PMIは強く(総合PMI速報値51.5→51.9)、小売売上高は前月比では低下したが前年比では上昇(前年比-0.2%→0.3%)、独鉱工業生産は驚きの強さ(前月比-0.3%→3.3%)。、EURUSDもついに一時1.3530台まで上昇、米国市場のオプションカットでは一時1.3540台まで上昇したが1.3550超えを達成できず。1.3550を上抜けすると買い安心感が広まる。

カナダドルは、1.0440~60のレンジから、1.0450台の上値が重くなり、強い Ivey購買部協会指数(PMI)に1.0410近くまで下落。カナダドル買いの流れが続く。

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