2013年11月7日木曜日

11月7日(木曜)今日のFXストラテジー(為替戦略)

11月7日(木曜)今日のFXストラテジー(為替戦略)

10月31日のユーロ圏消費者物価指数が予想外の低下から始まった、ECB理事会の追加緩和の期待感もようやく収まり、今日もECB理事会とドラギECB総裁の記者会見待と、米GDP待ちとなった。

◎ユーロ圏の企業業績は好調で、欧州株価は高値を更新中、独DAXは2008年の高値水準を5月に超えてからも高値を更新中している。ECBはフォワードガイダンスを利用しコントロールし、早急な利下げはないと思われる。

12月のECB理事会で利下げ期待感は残るが、利下げがなければ、EUR売りの出発点となる1.37台は無理でも1.36を目指し、利下げすれば1.3400目指し、上昇の開始地点となる1.3350近辺がターゲットに入ってくる。仮に、このような値動きがなかったとしても、ドラギECB総裁の記者会見が控えている。

ドラギECB総裁の記者会見で、利下げ観測がなく強気な欧州経済を指摘でもすれば1.37を目指し、逆にデフレリスクと近い将来の金利先安感を示せば、1.3350~1.3400が想定される。

◎米第3四半期GDP・速報値は、前年比予想2.1%(前期2.5%)と前回よりも低下が予想されているが、弱い数字は既に織り込み済みで、関心はコアPCE価格指数で前期比予想1.3%(前回0.6%)と強い数字が予想されている。

◎米GDPとドラギECB総裁の記者会見の発表は午後10時30分と同時刻で、どちらが優先するかはその結果次第となるが、EURUSDが1.38台を失敗、1.37台で利下げ観測が高まり、1.34台まで下落していたことを考えれば、EUR買いの材料に反応しやすいと考えたい。

◎英ポンドは、好調な経済指標と強い住宅販売と価格の伸びに、一部で来年の利上げ観測も見られ、GBPUSDの先高期待感は消えず。

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ユーロドル(EURUSD)トレードアイディア 【今日予想レンジ1.3470~1.3550。今週の予想レンジ1.3380~1.3800】

今日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見でどちらに転ぶか判明する。極短期勝負ならばどちらに転んでも勝機があるが、今後の方向性を判断する転機になると思われる。先に1.38台を失敗しポジションを縮小した向きも、不安材料が掃ければ再度EUR買いに出動する機会をうかがっており、ユーロにとってマイナス材料よりもプラス材料に反応しやすくなっている。

4時間チャートは、上昇を始めた水準近くとなる1.3480割れを底固めし、1.3480~1.3550のレンジに入っている。1.3550を超えてくると1.3600がターゲットに入ってくる。

Dailyチャートは、上昇トレンドの下限を維持し1.3470をボトムに、この水準を維持することができれば、再び1.38台へのトライが始まりやすくなっている。21EMA=1.3593にありこの水準がと面のターゲットになっている。スロー・ストキャスティクスはローバンドで買い変化が期待できる。





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