2013年11月5日火曜日

11月5日(火曜) 4日(月曜日)の為替の動き

11月5日(火曜) 4日(月曜日)の為替の動き


アジア市場は、東京市場が休場の中、主要通貨では小幅な値動きとなったが、AUDUSDは前日の中国国家統計局 非製造業PMIが強く、買いから始まり、豪小売売上高、豪住宅価格指数共に強く、0.9490台まで上昇した。

昼過ぎは、中国株が軟調に推移し、アジア株全体に弱含むとドル買いへと変化し、EURUSD、GBPUSDは先週金曜日の安値を割り込み、EURAUDは先週終値1.4300近辺から100ポイント近くの1.4200割れまで値を下げ、ストップを狙う動きへと変化した。

欧州市場では、ECBの追加緩和策期待に欧州各国の債券利回りが低下し、株価は強含みで推移。FRBの緩和縮小について、フィッシャー・ダラス連銀総裁は「経済指標次第」といい、また「米政府はコアラなみの速度」と政府の財政政策対応が遅いことを批判、ブラード・セントルイス連銀総裁は「緩和縮小を急ぐ必要はない」との発言に、ドル売りがやや強まる。

ユーロ圏製造業PMI改定値は、前月より上昇したが、予想・速報と変わらず、ドイツが若干強い数字となったが動けず、英建設業PMIが強い数字となったことで、ポンド買いが強まる。

米国市場は、発表が遅れていた8月・9月の製造業新規受注=前月比1.7%(予想1.7%) 8月-0.1%(予想0.3% 7月-2.8%)は若干弱く、パウエルFRB理事「当面はかなり緩和的な状況が続き、緩和縮小の時期は景気回復に左右」、ウィリアムズSF連銀総裁「緩和縮小の判断は僅差で、FRBは資産買い入れの規模850億ドルの継続を永遠に続けることはできない」との発言にややドル売りも見られたが続かず。


◎昨日の材料⇒ ①強い中国非製造業PMI、②強い豪小売売上高と住宅価格指数、③前回を上回るユーロ圏製造業PMI、④強い英国建設業PMI、⑤やや弱い米製造業新規受注。⑥ブラード・セントルイス連銀総裁は「緩和縮小を急ぐ必要はない」と発言。

◎今日の注目点⇒ ①中国HSBCサービス業PMI( 10時45分)、②豪中理事会( 12時30分)、③欧州委員会経済見通し発表(19時00分)、④米ISM非製造業景気指数(00時00分)




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