2013年11月17日日曜日

今週の経済指標から(11月18日~22日)

今週の経済指標から(11月18日~22日)

今週は、中銀の議事録の公表が多く、相場変動が高くなるリスクがある。19日(火曜)は豪中銀議事録(11月5日分)、20日(水曜)BOE議事録(11月7日分)とFOMC議事録(10月30日)が公表される。

11月5日の豪中銀理事会では、政策金利2.5%の据え置きを予想通り決定していたが、声明で豪ドル安が必要で、豪ドルは不快なほど高水準とあり、AUD売りが強まった経緯がり、豪ドル高のけん制発言が多くなっている。AUD高をどうとらえていたのか注目したい。

11月7日のBOE金融政策委員会は、政策金利0.5%の据え置きと資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定した。13日のインフレレポートでは「信用状況が改善し、需要が上向き、経済は力強く成長へ」と強気。カーニーBOE総裁は「失業率が7%となっても、金利を0.5%で据え置くことはできる」とし、「必要があれば2015年の選挙前に利上げをする可能性もある」としている。今回の議事録を注目したい。

10月30日のFOMCでは、FF金利0.0%~0.25%の据え置きと、月額850億ドルの資産買い入れを維持を決定。懸念された米財政協議の影響にもかかわらず、米経済活動や雇用の改善を指摘したことで、ドル全面高となっていた。ラスキン理事は投票せず、ジョージ・カンザスシティー連銀総裁は反対票を投じ意見が分かれていた。議事録の内容が非常に注目される。

それ以外では、以下が注目されている。
11月20日 米10月消費者物価指数
11月21日 中国HSBC製造業PMI・速報値、ユーロ圏総合・製造業・サービス業PMIの速報値、米新規失業保険申請件数
11月22日 独IFO業況指数、カナダ消費者物価指数、



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