2013年11月14日木曜日

11月14日(木曜) 昨日の海外市場の動きと、今日の注目点

11月14日(木曜) 昨日の海外市場の動きと、今日の注目点



ポンドは三段階
午後6時半一弾目、英失業率は低下し、失業保険申請件数も予想以上に減少し、GBPUSD1.5885→1.5940まで上昇、直後にカーニーBOE総裁は「失業率が7%となっても、金利を0.5%で据え置くことはできる」と発言し一時水を差し1.5910台まで下落。午後7時半二弾目、BOE四半期インフレレポートは「信用状況が改善し、需要が上向き、経済は力強く成長へ」、「金利が現行の0.5%で推移すれば、景気回復が進み、失業率はより早く低下へ」に1.5920→1.6000まで上昇。ロンドンフィキシング第三弾目、1.5980→1.6040台へ上昇。


NZDの動き
NZDは午前5時の金融安定化報告で、「NZD高を懸念」し、NZD売りへ→ 午前8時のウィーラーNZ中銀総裁の議会委員会への報告で「インフレが高まり、来年利上げの可能性を指摘し、NZD高へ動くことを懸念」NZD買い戻しが強まり、底堅く推移。


EURは発言に下落し、実需の買いに上昇
午後11時半、プラートECB専務理事は「必要であれば資産買い入れやマイナス中銀預金金利も選択肢」と発言し、EURUSD1.3440→1.3390台へ下落、午前1時、フィキシングを境に1.3400→1.3450~60のストップを付け、1.3470台へ上昇。


今日の注目点、今週一番重要な日で、発言や経済指標が多い。
◎午前9時から始まるバーナンキFRB議長の講演
◎イエレン次期FRB議長の指名承認公聴会の内容で、相場が急変する可能性はあるが、市場参加は「連邦準備制度のバランスシートを約4兆ドル規模に拡大させた、政策の正当性を主張する見通し」とのことで、量的緩和の縮小が先延ばしされることを期待している。
◎日本、ユーロ圏各国の第3四半期GDPの速報値、米貿易収支、米週間新規失業保険申請件数。

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USDJPY
欧州市場は、弱い欧州株にも底堅く、変動するGBPやEURの動きにGBPJPYやEURJPYが反応し、99.50の大量のオプションストライクを意識し緩やかに下落。。米国市場は、オプションカットに一時99.60まで値を戻すが、ロンドンフィキシング後には99.20割れまで下落するが、実需の買いが厚く99.40台を回復。


EURUSD
欧州市場は、変動するポンドの影響に、EURGBPが下落し、EURUSDも1.3410台へ下落したが、実需の買いに下げ止まる。米国市場に入り、クロスでEUR買いが強まりオプションカットでは1.3450台へ上昇したが、プラートECB専務理事発言に、1.3390まで急落、1.3400で売り買い攻防後、ロンドンフィキシング後には流れが急変し、1.3450~60のストップを誘発し1.3470まで上昇。

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