10月9日(水曜) EURUSD テクニカル見通し (20時30分現在)
EURUSD
短期取引を総合的に考えれば
目先はEURベアで、1.3500のボトムを試す可能性が高いが、底値1.3466を維持できれば、さらに長いレンジ相場へ。1.3466を割り込むと、1.3448へと一段と下落し、この水準を割り込むと1.33台へ続落も。
1時間チャートでは、10月5日から続いた緩やかな上昇トレンドがいったん終了。200時間SVM=1.3558、21時間SMV=1.3552を割り込み下値圧力が強くなっている。スローストキャスティクスは、ローバンドにありやや売られ過ぎ感がみられるが、1.3480の重要ポイントを試す動きが予想される。
4時間チャートでは、9月19日に1.35台を超え、EURブル相場が続いていたが、1.3645の上値失敗。結局は、1.3466~1.3646の約200ポイントのレンジを継続している。引き続き、このレンジを抜け出すことは難しいと思われ、いずれかがブレークするまではレンジ相場で対応したい。
Dailyチャートでは、9月13日(金曜)、9月16日(月曜)のギャップを空けてEUR買いが始まった水準の1.3325をボトムに、9月18日のFOMCで予想を裏切る量的緩和の継続による急上昇の流れ続かず、2月始めの高値1.37近辺の上限が非常に意識され、上値は重く、結果として、1.3325~1.3646のレンジに入っている。先の、EUR売りへの変化は、自国通貨高の警戒感とスペイン・イタリアの政局混迷が要因と思われるが、今回は、EUR発の要因というより、米国発の材料で相場が変化している。
9月18日から続いた短い上昇トレンドの流れも売りへと変化し、スローストキャスティクスとレートの逆行減少に、ようやくプライスがついてきたのが今の状態。引き続き、1.3325~1.3645のレンジ相場を予想するが、リトレースメントの50%
=1.3485、61.8%=1.3448を維持することができれば、引き続き1.3646を上抜けし、1.37~1.40がターゲットに入っている。
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