2013年10月16日水曜日

10月6日(木曜) アジア・欧州市場の動き(午後9時30分現在)

10月6日(木曜) アジア・欧州市場の動き(午後9時30分現在)


*** ポイント ***


期待された15日も米財政協議で決着できず、フィッチが米国の格付けをネガティブウオッチに指定し、財政協議の膠着に「AAA」格付けを引き下げる可能性を警告する中、米国16日の合意を目指して協議を継続中。結果と見守り、市場の動きに乗る以外なさそう。

そんな、米議会の駆け引きをバフェット氏は、議会が米国の債務上限を引き上げないという脅しは、政治的な武器で「大量破壊兵器」のようなもの→ うまいことを言いますね! 

早朝には、NZ第3四半期の消費者物価指数は前期比0.2%→0.9%へ上昇、NZD買いの流れが始まる。

欧州に入り、英失業率ILOベースで7.8%→7.7%に低下し、失業者数も大幅に減少し、これを契機にGBP買いの流れが始まる。

日経平均株価は前日比変で小幅な上下変動後+25.60円+0.18%とほぼ変わらず。中国株は、上海総合が-40.34-1.81%下落、欧州株も軟調に推移し、円は小幅高へ。

ドイツの主要経済研究所は、ドイツの成長見通しを4月予想から引き下げへ、2013年0.8%→0.4%。

中国人民元が約20年ぶりにUSDCNY6.1割り込む。


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USDJPY
アジア市場は、朝方に流れた「米上院報道官が米上院指導部は協議再開し、指導部は合意に楽観」との報道に、クロスを含めた円売りが強まり一時98.60円台まで上昇したが、日本株が小幅な値動きでフォローの円売りも続かず、98.20円台まで値を下げた。
欧州市場は、98.30円台近辺での取引が続いたが、GBPJPY+NZDJPY+AUDJPYのクロスで円売りが続き98.50台まで上昇した。


EURUSD
アジア市場は、米財政合意の期待感にも反応は鈍く、1.3505~30の狭いレンジに終始したが、前日の下落幅から見れば買い戻しは限定的。
欧州市場は、強い英雇用統計に上昇したGBPUSDの流れを受けたEUR買いも、EURクロスのEUR売りに上値は限定的となったが、EURクロスの利食いが強まると1.3560台まで上昇。

AUDUSD
アジア市場では、米財財政合意の期待感に、AUDクロスの売り買いが交錯し、0.9500~0.9545のレンジで上下するも、共に抜け出せず。NZDUSDは、早朝発表されたNZ第3四半期消費者物価指数が予想を上回り、NZD買いの流れが続いた。
欧州市場では、狭いレンジ取引の中で徐々に底値を切り上げたが、0.9550台を超えられず膠着状態。NZDの上昇だけが目立った。

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