10月23日(水曜) アジア・欧州市場の動き(午後8時30分現在)
*** ポイント ***
日本時間午後には日経平均株価マイナスゾーンに入り、そのまま株安が加速し前日比-287.20-1.95%。中国・アジア株も値を下げ、USDJPYのみならず、昨日とは打って変わり円クロスでも円全面高。
アジア・欧州市場の値動きだけを見れば、日本株売り=円買い戻し、円ショートポジションの巻き戻しで、USDJPY下落、EURUSD1.37台後半でこう着、GBPUSD、AUDUSD、NZDUSD、CADUSDは、それぞれの円クロスのショートカバーによる円買い戻しに、ドル高へ。
前日に中国人民銀行政策委員が、インフレ上昇に金融政策を穏やかに引きしめる可能性を示唆し、中国の短期市場金利が大幅上昇し、中国株は大幅に値を下げるも、人民元は対ドルで史上最高値を更新し、USDCNH=6.0800台へと下落。
豪第3四半期の消費者物価指数は、前期比1.2%(予想0.8% 前回0.4%)、前年比2.2%(予想1.8% 前回2.4%)と、予想より強く、豪中銀の追加利下げ観測が後退し、AUD買いが一時強まり豪株は小幅上昇したが、AUDUSDの0.9750台の売りは厚く、終盤にはAUD売りと株安に変化し、続落へ。
BOE金融政策委員会議事録公表(10月10日分)は、政策金利0.5%の据え置きと、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを9対0の全員一致で決定。下半期の成長率が2%前後になることを示唆、経済データが力強い景気回復を示し景気刺激策を拡大する根拠はない。 2013年下期に、8月のインフレ報告発表時点の予想よりも速いペースで失業率が低下し、成長率は加速するとみられる。GBP買い材料ながら、アジア市場から続いたGBPJPY売りの流れにその後も続落へ。
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