2013年10月20日日曜日

来週の経済指標から 10月21日~25日

来週の経済指標から 10月21日~25日

今週の2大ポイント。 ①EURUSD2月の高値1.3711を超えられるか。 ②10月21日(火曜)発表が延びていた9月の米雇用統計が、今週の全体のカギを握る。失業率は7.3%(8月と変わらず)、非農業部門雇用者数18万人(8月16.9万人)と増加が予想され、通常ならばドル買い材料として反応しやすい。

しかし、米政府機関の一部閉鎖の影響に、予想を上回る米経済指標に対しての市場の評価は低いことが予想され、全般的にドル売り色が強まることが予想される。


AUD関連では
23日(水曜)豪第3四半期CPIがあり、前年比予想は1.8%と前期2.4%から大幅な低下が見込まれるが、前月比で0.8%と第2四半期の0.4%から上昇の復活予想に利下げ観測が弱まり、AUDは底堅く推移することが予想される。
24日(木曜)10月中国HSBC製造業PMI・速報値が発表され、前回50.2を上回ることができるか注目したい。最近発表された、中国第3四半期GDPは前年比7.8%と強かったが、貿易収支は予想を大幅に下回り、エコノミストの中には、中国の第3四半期の成長がピークで、第4四半期には成長が弱まるとの予想もある、民間で中小企業をカバーしているといわれるHSBC発表の数字に、AUD相場が素直に反応すると思われる。

CAD関連では
23日(水曜)カナダ中銀金融政策が発表され、政策金利1.0%の据え置きが予想され、11日にポロッツ・カナダ中銀総裁が「カナダ経済は6ヵ月前に想定していたよりも弱く、心強い兆候はあるものの思ったほどの勢いはない」との発言が気になり、中銀声明でカナダドル買いを期待することはできにくい。

EUR関連では
24日(木曜)ユーロ圏の10月製造業・サービス業PMIが発表があり、速報値で市場の注目度は高く、製造業は前回51.1→51.5、サービス業は前回52.2と変わらの予想となっている。
25日(金曜)独10月IFO業況指数があり、前回107.7→107.9と小幅上昇が予想されている。

GBP関連では
25日(金曜)英第3四半期GDPの発表があり、速報値で注目度は高く、前年比では小幅上昇が見込まれている。

JPY関連では、
25日(金曜)日本9月CPIの発表があり、前年比予想は0.9%と8月と変わらずで、コアは0.0%で8月-0.1%から若干の上昇が見込まれている。

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