2013年10月1日火曜日

10月1日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き(午後9時00分現在)


10月1日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き(午後9時00分現在)


***ポイント***


ついに米政府機関の一部は閉鎖。ある試算では、一日当たりの損失額は3億ドルといわれているが、エコノミストの予想では、景気落ち込みへの影響は意外と軽微との・・・・どのようにして計算するのでしょうか?

アジアでは、日本の失業率が以外にも上昇。報道機関で大々的に報道されていたが、安倍政権は「来年4月から消費税率を8%に引き上げを正式表明」と、日銀短観で「大企業製造業の景況感は、2008年9月のリーマンショック前の水準を回復し、内需好調や円安を背景に大きく改善」。このニュースを何度見たことやら。

ただ、日本株の上昇力は鈍く、円売りのUSDJPY98.80円台を回復できず、円クロスでも円買いは鈍く、AUDJPYを除くとやや円高で推移。

豪中銀は政策金利2.5%の据え置きを予想通り決定、注目の声明では、利下げを示すハト派の発言はなく、AUDは孤軍奮闘の一人勝ち。それと、強い小売売上高のおまけ付き。

欧州では、ユーロ圏の製造業PMI改定値は速報値と予想と変わらずの、51.1だが、8月の51.8よりは低下し、ドイツの下方修正と合わせ、景気改善のスピードダウンが気になる。

スピードダウンが気になると言えば、中国のPMIもご多分にもれず、国家統計局の製造業PMIは51.1で伸び率が弱まり、前日のHSBC製造業PMIも速報値と予想を下回り、かろうじて50の分かれ目を維持しているだけ。

これからは、米財政協議失敗による米政府機関の一部閉鎖の影響の度合い。それと、次期FRB議長の椅子にもっとも近い、イエレンFRB議長の講演を注目。

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USDJPY
またしても、日本の消費増税と正式決定と、短観がリーマンショックの水準回復の大号令に、短期投機筋の円ショート積み増し失敗。円売りの好材料にも98.20円を割り込み、弱気ムード(円高)へ変化。96.95~97.00円が下値めどで、これを割り込むと96.40円の水準へ。ただ、底値ではバーゲンハンティングの円売りを考えたい。

EURUSD
1.3600台目指したが失敗。ただ、前日よりも底値を切り上げ、上昇のエネルギーを蓄積しているようにも見える。昨日、四半期末の特殊要因によるEUR買いも終了したので、新たな材料を待ちたい。1.36台をトライできるのは、明日のECB理事会後のドラギECB総裁? それとも、今晩の米国に入ってからの米財政協議失敗による米政府機関の一部閉鎖の影響の度合い? それとも、イエレンFRB議長の講演? 

AUDUD
0.9300~0.9520のレンジ。スティーブンス豪中銀総裁声明では、今後の緩和示唆せずAUD買いへ。0.9370割れでは弱いストップの売りへ、0.9520超えはなかなか難しそう。

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