2013年10月17日木曜日

10月17日(木曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き(午後10時30分現在)

10月17日(木曜) アジア・欧州・米国市場序盤の動き(午後10時30分現在)

*** ポイント ***

米債務上限の短期的引き上げと、政府機関を再開するための暫定予算の法案を可決後相場は、米株安とドル売りで、米政府に対する批判を反映。

政府機関の一部閉鎖による景気への悪影響と、FRBの量的緩和の縮小先送りに、予想以上に早く相場はドル売りへと動く。

フィッシャー・ダラス連銀総裁は、米議会とホワイトハウスを痛切に批判→ 財政をめぐる決断のなさと政治的なごまかしという悪夢が、米政府に対する信頼を低下させ、金融当局による景気刺激の効果を薄める。

デールBOE政策委員は、力強い経済成長が条件となるが、想定よりの2年前倒しとなる、2014年には利上げの可能性があると発言、GBP買いの要因となっている。

中国格付け会社は米国を格下げへ=「A」から「A-」に引き下げ、格付け見通しは「ネガティブ」で維持→ 中国以外では注目されておらず相場への影響は非常に限定的。


XXXXXX


USDJPY   アジア市場は、米債務上限引き上げと政府機関の再開の暫定合意が決まり、緩やかな株高に円売りへと動き99円を試す動きとなったが、円ショートポジションの巻き戻しに、逆に98.30~40を割り込み続落へ。欧州市場は、ドル全面安の展開に、クロスでは円売りと利食いの円買いとで混在し、98.00円以下のストップを試し一時97.80円割れまで続落。

EURUSD  ジア市場は、米債務上限引き上げと政府機関の再開の暫定合意が決まり、欧米市場の反応を見守る動きに狭いレンジで取引が続いたが、欧州勢の参入とともにドル全面安の展開に1.3600の大台を上抜けた。欧州市場は、ドル全面安の展開に、10月3日の高値1.3646をも上回り上昇傾向が続く。

AUDUSD  アジア市場は、米債務上限引き上げと政府機関の再開の暫定合意が決まり、欧米市場の反応を見守る動きに狭いレンジで取引が続いたが、欧州勢の参入とともにドル全面安の展開に、0.9590台まで上昇へ。欧州市場は、ドル全面安の展開に、テクニカルポイントをブレークしながら一時0.9626まで上昇。

0 件のコメント:

コメントを投稿