2013年9月6日金曜日

米雇用統計後の相場を考える

9月17~18日のFOMCで、QE3縮小の有無を占う、重要な米雇用統計は弱い結果となり、米金利は低下、米株は上昇、またしても、9月QE3縮小の可能性が弱まる。

8月の米雇用統計は、失業率7.3%(予想 7月7.4%)、非農業部門雇用者数は16.9万人(予想18万人 7月10.4←16.2万人)と大幅に下方修正された上に、予想を下回る。

この数字では、ドル売りに走らざるを得ず、ましては、直近の投機ポジションはドルロング気味になっていたこともあり、反応は大きくなった。もっとも、これでもドルが買われれば、本当の本物なのだが、そういうわけに問屋はおろさない。

しかし、基本は、だからドル売り相場が始まったと言えば、そうではない。

USDJPYは、98.50~60円を維持できるかが、大きなポイントとなり、98.50~100.50円のレンジへ。週終値(今日の終値)で、97.70円を割り込むと、またしても、95~100円のレンジへ逆戻り。

EURUSDは、どうも買いが弱い。ユーロクロスの売りが続いている可能性が高いが、1.3150を超えることができないと、EURベアセンチメントは変わりそうにない。

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