2013年9月30日月曜日
9月30日(月曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き(午後9時30分現在)
9月30日(月曜)アジア・欧州・米国市場序盤の動き(午後9時30分現在)
***ポイント***
暫定予算案で、下院がを可決し上院で審議される、オバマ大統領が反対しているオバマケアの1年延長する案を上院が賛成するのか? 直近に迫った重要なイベント。
市場では、17年ぶりの米政府閉鎖を予想しながら、ドルショートポジションに偏り始め、株式市場ではN225の-2.05%を筆頭に主要国の株価は下落、リスクヘッジに米債は買われている。
USDJPY
97.00~98.70のレンジを予想。材料は円買いに傾いているが、継続性があるとは思えず、下値リスクも限定的。
EURUSD
欧州発のマイナス材料は多いが、強い英住宅関連の経済指標を受けたGBPUSDの買いが先導し、1.3480以下を底堅くし、先週末の終値を完全にクリアし、1.3550近くまで上昇。最高値を試す動きが続いているが、1.3600を超えるまでは、EURブルになりきれず。
ユーロ圏9月の消費者物価指数(HICP)・速報値→ 食品・アルコール・タバコ2.6%上昇したが、エネルギー価格は0.9%下落に、前回と予想を下回り、8カ月連続でECBターゲット2.0%を下回った。独小売売上高も予想を下回り、これで、10月2日のECB理事会では利上げの可能性は全くと言っていいほど考えられない。
オーストリア国民議会選挙は与党僅差で勝利(9月29日)したが、親欧州派の与党中道連合は第2次世界大戦以来最悪の結果。ベルルスコーニ元イタリア首相は増税に反対し5閣僚を引き揚げ、ユーロ圏の株安要因で、EURの上昇の足を引っ張っている。
AUDUSD
弱い中国の経済指標にも、米政府閉鎖によるリスクオフの流れにも、0.9300以下の買いが続き、予想外に底堅い。0.9250~90を底値にした値動きが続きそうである。ただ、明日の豪中銀理事会では金利据え置きながらも、声明文にが気になり、0.9350を超えてどこまで買い上げることができるか、疑問。
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